近年、韓国市場に向けた訪日インバウンド集客やプロモーション施策において、韓国インフルエンサーマーケティングを活用する企業や自治体が増えています。韓国では、広告よりもインフルエンサーによる体験発信が意思決定に影響しやすく、訪日前の検討段階に自然に入り込める手法として注目されています。
とはいえ、
- どこから取り組めばよいのか
- 韓国市場ならではの特性は何か
- 具体的な成功事例はあるのか
といった疑問を持つ方も多いはずです。
この記事では、韓国市場の特徴やインフルエンサー施策の考え方、実際に成果につながった事例を交えながら、韓国インフルエンサーマーケティングの成果を最大化するためのポイントを整理していきます。
- なぜ今、韓国市場なのか?データで見る訪日集客の重要性
- 韓国インフルエンサーマーケティングで活用すべき主要プラットフォーム
- 韓国市場におけるインフルエンサーの影響力
- 成功する韓国インフルエンサーマーケティングの設計ポイント
- 1. フォロワー数よりも「信頼されているか」
- 2. NAVERへの再検索を見越した導線を設計
- 3. 変化が激しい現地トレンドに合わせたローカライズ
- カプセルジャパンが手がけてきた韓国関連の主な取り組み
- まとめ
- ▼アジア5カ国対応・月額制インフルエンサーPR支援
なぜ今、韓国市場なのか?データで見る訪日集客の重要性
日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2025年の国・地域別訪日客数において、韓国は中国に次いで2番目に多い訪日客数を記録しており、全体の約2割を占めています。これは、日本のインバウンド市場において、韓国が依然として極めて重要な存在であることを示しています。
※図表:国・地域別 訪日外客数の構成比|出典:JNTO
さらに視点を広げると、訪日外客全体の約6割はアジア地域からの来訪であり、中国・韓国・台湾といった近隣諸国が、日本のインバウンド需要を大きく支えている構造が見えてきます。距離的な近さや渡航のしやすさに加え、文化的な親和性も高い韓国市場は、安定した訪日需要が見込める市場と言えるでしょう。
特に韓国は、短期旅行の需要が高く、週末や連休を利用した訪日も多い傾向があります。
こうした背景を踏まえると、韓国市場に対してどのような情報接触を設計するかは、今後の訪日集客を考えるうえで欠かせないテーマだと言えるでしょう。
韓国インフルエンサーマーケティングで活用すべき主要プラットフォーム
韓国市場を理解するうえで欠かせないのが、情報収集の中心がどこにあるかという点です。
韓国では、以下のようなプラットフォームが主な情報源となっています。
- NAVER(検索・ブログ・カフェ)
- YouTube
特にNAVERは、日本のGoogleに近い存在でありながら、検索結果の中でブログ記事や体験談といった一次情報が重視される点が大きな特徴です。
そのため、企業からの一方的な広告よりも、実際に体験した人の声や、生活者目線の情報が評価されやすい環境があります。実際に、NAVER上での情報設計を工夫することで、来店や認知につながったケースもあります。
👉 NAVERを活用した韓国向け集客事例はこちら
https://jtg.capsuleinc.co/news/posts-database/case-naver-yakiniku
また近年は、YouTubeを通じた長編動画や、ショート動画コンテンツの影響力も高まっています。
韓国では、観光地を単に紹介する動画よりも、個人の視点で体験が語られるコンテンツが支持される傾向があります。
韓国市場におけるインフルエンサーの影響力

こうした情報環境の中で、特に大きな役割を果たしているのがインフルエンサーの存在です。韓国インフルエンサーマーケティングの強みは、訪日前の検討段階で自然に接点をつくれることにあります。韓国のユーザーにとって、インフルエンサーの発信は「広告」ではなく、参考になる体験談として受け取られることが多くあります。この距離感の近さが、旅行先を検討する際に「候補に入る」きっかけを生み出します。
また、投稿へのコメントや反応を通じて、
- どの点に関心が集まっているのか
- どの表現が共感を得ているのか
といった現地の関心やニーズを把握しやすい点も、実務上の大きなメリットです。
事例記事:
成功する韓国インフルエンサーマーケティングの設計ポイント
1. フォロワー数よりも「信頼されているか」
「フォロワー数が多いほど、インフルエンサーの影響力は大きい」と考えるのは危険です。
韓国のユーザーは情報の取捨選択能力が非常に高く、いわゆる「ステマ(広告であることを隠した投稿)」に対して非常に厳しい目を持っています。そのため、単にフォロワー数が多いだけのインフルエンサーよりも、「その人の言葉なら信頼できる」と思われるエンゲージメントの高いインフルエンサーを選定することが重要です。
また、インフルエンサーの普段の投稿内容と、紹介する日本の観光地や商品の「相性」を重視しましょう。例えば、普段から日本旅行のニッチな情報を発信している層は、ユーザーからの信頼が厚く、フォロワー数は少なくても成約率(CVR)が非常に高い傾向にあります。
2. NAVERへの再検索を見越した導線を設計
インフルエンサーの投稿そのものをゴールにするのではなく、その後の「再検索」を見越した情報の流れを設計することも欠かせません。韓国ユーザーはSNSで興味を持った後、必ずといっていいほどNAVERブログやNAVERカフェで詳細な裏取りを行う傾向があります。YouTubeやInstagramでの露出を起点とし、検索の着地点となる詳細なレビュー記事や特設サイトへスムーズに誘導する「情報の受け皿」をあらかじめ整えておくことで、確実な集客へと繋がります。
3. 変化が激しい現地トレンドに合わせたローカライズ
韓国のトレンドサイクルは驚くほど速く、「先月の流行はすでに古い」とされることも珍しくありません。日本での成功事例や素材をそのまま韓国語に翻訳して持ち込むだけでは、現地のユーザーに「違和感」や「時代遅れ感」を与えてしまうリスクがあります。
そのため、ブランド側の意図を一方的に押し付けるのではなく、現地の「今」を知り尽くしたクリエイターに表現を任せることも重要です。
カプセルジャパンが手がけてきた韓国関連の主な取り組み
カプセルジャパンでは、韓国市場に向けたインフルエンサー施策やIP活用を、
さまざまな形で展開してきました。IP・インフルエンサー・地域・ブランドを横断したプロモーション設計を行っています。
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まとめ
韓国インフルエンサーマーケティングは、
訪日集客を考えるうえで非常に相性の良い手法です。
- 中国に次ぐ訪日客数を持ち、全体の約2割を占める市場であること
- 韓国は12月に訪日需要のピークを迎える傾向があること
- NAVERやSNSを通じた体験談が重視されること
こうした特徴を理解したうえで取り組むことで、よりしたものになっていきます。
▼アジア5カ国対応・月額制インフルエンサーPR支援
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