「"舞台"は、自分でつかむもの。手を挙げた分だけ、挑戦できると思っています。」
Commerce business / Naomi
高校時代、競技チアリーディングに打ち込み、2019年にはアジア選手権で金メダルを掴んだNaomiさん。その競技が教えてくれたのは、勝ち負け以上に"信頼"と"チームワーク"の大切さでした。
イベントPR、映画配給と、"好き"を仕事にしながらキャリアを重ねてきた彼女が、いま、その原点を存分に活かしているのが、CAPSULEでのチームでの働き方です。台湾を拠点にコマース領域のチームを率いる彼女に、その原点にある“信頼”を原点にした働き方と、次の挑戦について聞きました。
01|金メダルの原点にあったのは、"身を預け合う"信頼

彼女のキャリアの原点は、高校時代に打ち込んだ競技チアリーディング。
2019年には台湾代表(中華隊)の選手としてアジア選手権に出場し、金メダルを獲得しています。華やかに見えて、その実態は身体を宙に投げ出す激しい競技。「仲間が必ず受け止めてくれる」と信じられなければ、そもそも飛ぶことすらできません。
「この競技を通じて、"信頼"と"チームワーク"の大切さを知りました。」
金メダルという結果以上に、彼女がチアから受け取ったのは、この"信頼"でした。仲間に身を預け、そして仲間を支える。この感覚こそが、のちの働き方の原点になっていきます。
02|"好き"を仕事に。出会いは、カード大会のアルバイト

社会人としての第一歩は、イベントPR会社。ライブや音楽イベント、スポーツ大会などの運営を担当しました。その後は、大好きな映画の世界へ——「好き」を理由に、映画配給会社へと転職します。
「趣味は趣味、仕事は仕事」と割り切る人も多いなか、彼女はずっと"好き"を仕事にしてきました。
「興味を仕事にするのは、消耗じゃなくて"一挙両得"だと思っています。楽しみながら、同時に働ける。」
CAPSULEとの出会いは、いまから3年前。CAPSULEが支援していた有名IPのカード大会で、アルバイトとして現場に入ったことがきっかけでした。
「あとから会社のことを調べてみたら、CAPSULEが手がけているのは、私が大好きなアニメや映画、音楽、日本のカルチャーそのもの——まさに"推し"の世界だったんです。しかも、これまで培ってきたイベント運営のスキルも、そのまま活かせそうで。」
広告会社のようでいて、IPもクリエイターも商品もマーケティングも全部ある。イベントPR・運営の経験と、自分が好きなものへの情熱。その両方を掛け合わせられる、大きな舞台——「ここは絶対に来たい」と思ったといいます。
03|実行者からマネージャーへ。“自分が頑張ればいい”では、チームは動かない

入社1年目はプロジェクトの実行を担うプレイヤーとして経験を積み、現在はチームマネジメントへと軸足を移しています。案件全体の把握やリソース配分、リスク判断を担い、台湾・アメリカ・日本にまたがる案件を約10名のチームで進めています。
「プレイヤーは問題を素早く解決するのが仕事。でもマネージャーは、その決断が会社やチームにどう影響するかまで考えないといけない。思考のロジックが、まったく違うんです。」
プレイヤーとマネージャーは、求められるスキルが異なる。そのことを実感したのが、入社して間もなく主PMを務めた大型テーマパークとのコラボ案件でした。
当時は自分の担当に集中するあまり、他のメンバーへの共有が不足していたといいます。
「私がAをBに変えても、みんなに伝わっていない。そんな状態が起きてしまって。」
そこから意識してメンバーとの対話を重ね、イベントを進める頃には状況も改善。一人で問題を解決することから、チームで成果を生み出すことへ。マネージャーとしての経験を通じて、仕事に対する視点も変わっていきました。
「プレイヤーの頃は、問題を解決できたときに達成感がありました。でも今は、メンバーの成長や、『どうすればみんなで成し遂げられるか』を考えることが、一番のやりがいです。」
「一緒に働くから、遠くまで行ける。これは綺麗事じゃなく、本当に存在するものでした。」
04|大変な現場さえ、チームとの思い出に変わる
この2年でもっとも印象に残っているのが、2025年末に手がけた、大型の展示会でした。準備期間はわずか1ヶ月。展示品や商品の搬入、200坪の会場設営、ハードウェアや動線の設計、人員の手配までを一気に進める、タフなプロジェクトです。
ところが12月31日、年末のクリスマス商戦の影響で、商品の物流が滞ってしまいました。
「"クリスマスの奇跡が必要!"って、ずっと物流の仲間に言っていました(笑)。当初は夜7時到着との連絡で、"あぁ、ここで年を越すのか"と。荷物は夕方5時過ぎに届いたのですが、量が本当に多くて。結局、チーム全員で会場の北流(台北流行音楽センター)で年を越すことになったんです。」
会場にあったプロジェクターにパソコンをつなぎ、台北101の花火のカウントダウンを大画面に映して、みんなで「3、2、1、Happy New Year!」。写真を撮って、また作業に戻りました。
「これ、つらい残業話じゃないんですよ(笑)。すごく幸せな思い出。チームとの"革命的な絆"みたいなものなんです。5年経ってもきっと、"あの年、みんなで年越したよね"って話すと思います。」——ちなみに、展示会は無事に予定通り開幕しています。
苦しい状況すら、仲間となら思い出に変えてしまう。ここにも、彼女の原点がにじんでいました。
05|裏表のない仲間と、"世界平和"というビジョン
CAPSULEへの入社前後で、彼女が最も驚いたのはチームの空気でした。
「以前はKPIが厳しく、競争も激しい環境にいました。だからCAPSULEに来たとき、みんながあまりに優しくて、逆に戸惑ったほどだったんです。『この人たち、何が目的なんだろう?』って(笑)。」
しかし、働く中で感じたのは、メンバーの誠実さでした。
「本当にみんな善良で、気にかけてくれて、裏表がない。それがすごく新鮮で、特別に見えました。」
そんな彼女が強く共感しているのが、「世界平和」というビジョンです。
その背景には、これまでエンターテインメントの現場で見てきた光景があります。
イベント会場で、コンテンツを楽しむ人たちの幸せそうな姿を実際に目にしてきたこと。そして、映画の仕事をしていた頃に出会った『一一』という作品の中にある、『映画によって、私たちは自分とは違う人生を経験することができる。だから人生は何倍にも広がる』という考え方も、今の価値観につながっているそうです。
そこからNaomiさん自身がたどり着いたのは、『エンターテインメントは、人を長生きさせる』という考えです。
「人を幸せにして、その人が長生きする。それを広げていけば、世界平和にも近づいていける。私は、本気でそう信じています。」
06|“ファン目線”を武器に、挑戦できる舞台へ

Naomiさんが感じるCAPSULEの面白さは、その独自のポジションにあります。
「イベント会社ではないのに、イベントもできる。しかも、ここで働く人の多くが、いろんな界隈の"おたく"なんです。VTuber、アニメ、映画、K-POP、J-POP……。だからこそ、ターゲティングや商品開発に、ファンとしての知見が生きる。イベント会社よりもいいIPイベントが作れるのが、私たちの強みだと思います。」
そしてもう一つ、彼女が挙げるのが、挑戦を歓迎する空気です。
「“これをやりたい”という気持ちを、ちゃんと歓迎してくれる。挑戦と責任は自分で引き受けるけれど、会社も一緒に背負ってくれる。たとえ失敗のリスクがあっても、“やってみなよ”と任せてくれるし、成功すればみんなにとってプラスになるんです。」
やりたいことがあり、責任を持って挑む人には、会社が“舞台”を用意してくれる。プレイヤーから2年でマネージャーになった彼女自身が、その環境を経験してきました。
彼女がCAPSULEを語るとき、しっくりくるたとえがあるといいます。それは、以前社内で聞いた言葉でした。
「"みんなで飛行機を組み立てながら、飛ばしている"ような段階なんです。組み立てては試験飛行して、調整して、また飛ばす。変化も挑戦も多い。完成した飛行機じゃなくて、"つくっている途中"を一緒に楽しめる人はCAPSULEに向いていると思います」
07|マネージャーとして、母として。次に目指す景色
これから挑戦したいことを尋ねると、まず返ってきたのは、仕事の話でした。
「もともと私は、実行(プレイヤー)が好きなんです。でも管理職を経験してみて、"マネージャーの思考回路"をもっと知りたいと思うようになりました。どんな判断が、会社の未来にどう影響するのか。それを理解するのが、いまの目標です。」
そしてもう一つ、彼女には大切にしている軸があります。4歳になる子どもとの時間です。
「週末は、必ず家族でどこかへ出かける"親子の日"。子どもの成長に寄り添いながら、好きな仕事も続けていく。その両立は、絶対に手放したくないんです。」
仕事も、家族も。どちらも本気で大切にする——それが、彼女らしい目標でした。

ーあなたにとってCAPSULEとは?ー
「大胆に挑戦し、自分を証明できる場所」
(能夠大膽挑戰跟證明自己的地方)
“やりたい”という意思に、挑戦する舞台を与えてくれるCAPSULE。金メダルの舞台で仲間を信じて飛んだように、Naomiさんは今、チームとともに次の景色へ挑んでいます。