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YouTuberに案件を依頼をする前に知っておきたい基本のキ【海外プロモーション編】

長岡賢二
Posted by 長岡賢二 on Jun 30, 2020 5:13:39 PM

日本でもさまざまな芸能人がYouTuber(ユーチューバー)となり、YouTubeの活用方法が大きく変わってきている昨今。海外に目を向けると、日本を紹介する専門のYouTuberが、世界各国さまざまな言語で発信しています。

 

新型コロナウイルスの影響により、大きく情勢が変わったインバウンド業界。ウィズコロナ、アフターコロナに実施が予定されているGo Toキャンペーン事業や、日本商品を海外に販売するアウトバウンド実施に向けて、外国人Youtuberの起用のポイントをお伝えしたいと思います。

関連記事:台湾のYouTuberってどうなってるの?台湾YouTuber事情をまとめてみた【2021年最新版】

そもそもなぜYouTuberは影響力があるのか?

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「世間で知られていない人が人気者と言われても...」と思う方は多いはず。これまではテレビなどのメディア露出が多い人を有名人とし、テレビCMや路面広告など、大衆の目に触れるものが人気商品だった「大衆発信」が主流でした。

 

しかし、より個人の興味関心が多様化し、自分が好きなものを好きなときに見る、みんなが買ってなくても自分にとって必要なものを探す、「個人発信」の時代に。きっとYouTubeでも、個人的に好きだったり、便利で活用しているチャンネルがあるはずです。

 

それではどうしてYouTuberは影響力があるのかを、紐解いてみます。

 

①能動的視聴

これまでの広告は、自分で見るという選択肢がなく、半ば強制的に見させられていたもの。しかしYouTuberのチャンネルは、基本的に視聴者の関心があって能動的に見ているものです。だからこそ、YouTuberは見ている人にとって内容を訴求しやすいのが特長的。

 

そして、YouTuberは毎週何曜日の何時に発信するかを定め、定期的に継続発信しています。そのチャンネルに触れてファンになった人は、そのチャンネルに登場する人物に愛着や親近感をもって、その人が発信する内容に耳を傾けます。

 

半ば強制的に見させられるCMと、能動的に情報を取得するYouTubeとでは、視聴の姿勢が大きく異なるのは一目瞭然。その観点から従来の広告とは大きく効果が異なります。

 

②YouTuberの個性

では、能動的視聴を支えているものは何か?

 

それはチャンネルを運営するYouTuberの個性と人間的な魅力です。抽象的な面ですが、提供しているチャンネルの内容が大きなきっかけではあるものの、発信する人の表情、キャラクター、人間関係など、コンテンツを提供してくれる人物の人柄に魅了されているのも大きな魅力。

 

視聴者は「あの人が言うなら試してみよう、行ってみよう」と能動的に捉えて行動に移します。実体験として、これまでさまざまなYouTuberの方とお仕事をご一緒してきましたが、人気チャンネルの方は一様に人格者で、とても魅力的な人たちでした。

 

③平均再生時間

①と②を裏付ける数字として、YouTube内の指標に平均再生時間があります。

 

この指標は、一般的に優秀なYouTuberで動画全体の長さが10分程度、平均視聴維持率は50%を超えます。CMで15秒見させられるのと、能動的に5分その情報に触れることを想像してみたら、一目瞭然ですよね。

 

このようにYouTuberには視聴者を引きつけるたくさんの魅力があります。これらの基本情報を押さえつつ、つぎはYouTuberに案件依頼する際に抑えておきたいポイントをいくつかご紹介しましょう。

 

YouTuberに案件を依頼をする前に知っておきたい基本のキ

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ここからは、YouTuberに案件を依頼する前に知っておきたい基本情報をお伝えします。海外向けプロモーションにあたってYouTuberを起用するのは、なかなか難しいイメージがありますが、まずは下記のことを押さえておきましょう。

 

①ターゲット設定は「近場の国」がおすすめ

もし日本人の我々が海外旅行に行くとしたら、どこに行きますか?近くて手軽な韓国、台湾?すこし足を伸ばしてハワイやセブなどの南の島?ヨーロッパや北アメリカ、南アメリカは気軽に行くには時間も費用も必要です。

 

これは訪日客にとっても同じことで、やはり近場の方が行きやすいし、遠方の国の人からすれば、遠い日本に行くより、近場の海外がまず検討の棚にあがります。

 

そのためターゲットとすべきは、日本に最も近い東アジア(台湾、香港、中国、韓国)から。ついでタイやマレーシアなどの東南アジア、オセアニアと、次第に距離を伸ばしていくのが理想的です。

 

②YouTuberの動画は長い方が良い

上述したように、ある程度の時間を活用しじっくり紹介できるのが、YouTuber活用の魅力のひとつ。そして動画の短いものより長い方が良い。その理由としては、「YouTubeのアルゴリズムは視聴回数ではなく、視聴時間を評価する」という点にあります。

 

仮にYouTube上で15秒のCMが視聴維持率100%だったとしても、視聴回数が同程度で長さ10分の動画を50%(5分)見てもらったとしたら、平均視聴時間は300秒で、その差は20倍です。裏を返せば、15秒のCM動画で同程度の効果を出そうとするならば、「アドネットワークで20倍の視聴回数を稼ぐまで予算を投入しなければならない」ということになります。

 

もちろん、それだけ長い時間を見てもらうためにYouTuberの工夫が必要になりますが、その工夫には金額で換算できない価値があります。

 

③YouTuberごとの特徴を知る

いまのYouTubeは例えると、大きなテレビ局で、YouTuberはそのなかのひとつのテレビ番組です。普段テレビを見ていても、同じバラエティ番組でも視聴者の求めるものや発信者側のテーマが異なるように、外国人YouTuberにも特徴があります。

 

男性なのか女性か、ひとりで発信するのか、チームやカップルで発信するのか。またチャンネルの方向性にしても、いろんなタイプのクリエイターがいます。例えばこんな感じ。

 

①映像スキルタイプ

テレビさながらの構成力で動画を作るクリエイター気質のユーチューバー

②技術タイプ

自分の話術やメイク技術など、一つのスキルを最大限に活かして動画を魅せるタイプ

③ビデオ・ブロガータイプ

上記の様な技術を意識せず、淡々とその人の生活を見せているだけど、多くのファンを抱えているユーチューバー

 

などなど。外国人YouTuberひとつとっても千差万別で、それぞれにこだわりがあります。だからこそ、まずはなぜこのYouTuberが人気なのかを知ることが大切です。

 

そして、単に登録者数が多い少ないだけではない相性もあるので、まずはどういった層にアプローチしたいのか、明確にしましょう。

 

YouTuberに案件を依頼する前に解消しておきたい勘違いポイント

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YouTuberを活用したPRをご検討されている方にあらかじめ知っておいてほしいことは、「YouTuberに依頼するのは動画制作ではなく、PR発信である」ということ。というのも、動画でPRするからCMをYouTuberに作ってもらい、彼らのチャンネルにアップしてもらう。と考える方がかなり多いと感じるからです。

 

彼らは制作会社のように、クライアントのイメージ最優先で指示通りに映像を作るわけではなく、彼らは情報を受け取る視聴者が楽しめるかどうかを最優先として発信しています。なぜなら、彼らは自身が運営するチャンネルでの発信内容に責任があり、発信した内容はタイアップであっても、非難の矛先は常にYouTuber自身だからです。

 

そのため、動画の著作権はクライアントではなくYouTuberにあり、まして他人が作った動画を自身のチャンネルにアップするということは絶対にありません。彼らにより良い発信をしてもらうために考えや世界観を尊重することが大事で、ご担当者は動画を作ってもらうのではなく、よりタイアップ商材を知ってもらうきっかけとして、PRに参加してもらっているとイメージした方がスマートです。

 

まとめ

 

今回お話した内容の共通項は、YouTuberには個性があり、その個性に惹かれて人が集まっているということ。それは日本や海外でも共通で、YouTuberによるPRは、いわばオーダーメイドで服を仕立てるようなものです。

 

カプセルでは、YouTuberはそれぞれの個性を把握、理解し、YouTuberとともにベストな発信方法を構築するマーケティングチームです。

 

出張なしで海外事業部の立ち上げから、最終的なアウトプットとなるマーケティングを自由にカスタマイズを行なっておりますので、是非お気軽にご相談ください。

 


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