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台湾のYouTuberってどうなってるの?台湾YouTuber事情をまとめてみた【2021年最新版】

Aika TACHIBANA
Posted by Aika TACHIBANA on May 7, 2021 8:03:07 PM

ここ数年で社会的にも大きな影響力を持つようになったYouTuberですが、SNSの影響力が大きい台湾でも多くのYouTuberが活躍しています。
今回は台湾のYouTuber市場の特徴や規模感、台湾の若者に多く認知されているYouTuberやマネジメント事務所についてもお伝えしたいと思います!


・台湾YouTuber市場と人気YouTuberをご紹介!
・台湾のyoutuberマネジメント事情とは

台湾YouTuber市場と人気YouTuberをご紹介!

台湾でYouTuber市場ってどんな感じなの?

台湾のインフルエンサーマーケット状況(2020年)

台湾において、YouTuberが台頭してきたのは2010年前後ぐらいとされています。現在では台湾は日本と比較してYouTubeをはじめとするSNSがとてつもなく大きな影響力を持つようになりました。


関連記事:圧倒的な影響力を誇る台湾のSNS事情。テレビ局もネット配信の時代へ?

 

台湾の人口は約2300万人と日本の約5分の1です。その台湾の中でYouTuberも含めたトップインフルエンサーと呼ばれるのは登録者数30万人以上のクリエイターとされています。これは全体から見るとおよそ10%ほどで、YouTubeだけ見ると2021年4月末時点で30万人を超えているチャンネルは約370チャンネル程度になります。

また台湾で活動するYouTuberの特徴として、視聴者が台湾だけでなく、その他東南アジアの中華圏だけでなく、世界中の中国語話者まで広がっているということです。したがって、台湾で活躍するトップYouTuberの中には、マレーシアや香港など台湾以外出身の中国語話者のクリエイターも多く、コメント欄にも台湾以外からの視聴者のコメントもよく見られるのが特徴です。

台湾のトップYouTuberってどんな人がいるの?

台湾YouTuberの世界は日本と同じように、年々多くのYouTuberが登場しており、YouTubeチャンネルも分野が多様化してきています。
今回は20代の台湾人スタッフが独断でセレクトした、台湾の若者が必ず知っていると言っても過言ではない登録者数100万人超えの超人気YouTuberをご紹介したいと思います。

這群人 TGOP

2021年4月末現在、台湾で唯一チャンネル登録者数300万人を突破しているのが「這群人 TGOP」というコント系動画を発信するYouTuberチームです。元々は大学や高校で演劇を学んでいた男女が結成したチームで、2011年からYouTubeで発信を始めました。内容はコントやショートフィルム、ミュージックビデオなどさまざまですが、その中でも海外の有名なミュージックビデオを中国語や台湾語にローカライズした動画で、一気に人気が出たとされています。

もちろん企業とのコラボ案件も多く、その他にも2019年に公開したリアル脱出ゲームとコラボした動画がバズりまくったり、中華圏を代表する超有名台湾人歌手Jay Chouのミュージックビデオに出演するなど多方面で活躍。台湾の若者であれば絶対知っている超人気YouTuberです。

阿滴英文

シンガポール留学から帰国した台湾人兄弟、阿滴と滴妹の二人が英語を教えるチャンネルとして2015年から配信を始めているチャンネルが「阿滴英文(阿滴の英語)」です。チャンネルでは、実際に使える英会話や大学入試の英語学習系動画などで火が付き、「動画を見ながら英語が勉強できる」という点で瞬く間に人気となりました。
2017年にチャンネル登録100万人を達成し、現時点では260万人以上の登録者がいる超人気YouTuberとして、台湾では知られている存在です。

またその人気や影響力はYouTube以外にも広がっており、最近では妹の滴妹が2020年にドリンクショップ「再睡5分鐘」をオープン。たちまち人気を博し、台中に2号店、高雄3号店と規模を拡大しています。

千千進食中

台湾の大食い系YouTuberのパイオニアとして知られるのが「千千進食中」というチャンネル。2021年4月末時点で台湾人女性が個人で活動するYouTuberとしては最も登録者数が多いチャンネルです。チャンネルを運営している千千は2016年にテレビ東京の「元祖!大食い王決定戦」に出演した事もあり、台湾のテレビにも出演していました。それと同時期にYouTubeにも参画したところ、その当時台湾で大食いYouTuberがいなかったこともあり、人気が爆発!

過去には日本の人気Youtuber「Fischer's」とコラボレーションを行ったり、自身がプロデュースした油そばを2018年に発売。現在でもECで発売されているなど、唯一無二の存在として活動の幅を広げています。

黃氏兄弟

台湾の若い女性にアイドル的人気を誇るのが兄弟YouTuberの「黃氏兄弟」です。2014年4月からYouTubeに動画投稿を始めた二人は、マルチチャンネル系YouTuberとしてドッキリやグルメ系、そして別にゲームチャンネルも運営するなど幅広く活動しています。

2019年にチャンネル登録者数100万人を達成した二人は、ここ数年はオリジナルミュージックビデオも公開しています。またファンイベントのチケットが発売されると一瞬にして完売、フォトブックを発売した際には台湾各地でイベントを行うなど、まさにアイドル的人気を誇る二人。

その影響力から黄氏兄弟コラボ商品や、さまざまな大型イベントにも出演するなど、今後も活躍に目が離せない注目YouTuberです。

HowFun


2007年からYouTuberでの配信を始めた「HowFun」チャンネル名はコメディ系YouTuberとして人気があるチャンネルです。
バズったきっかけの動画は、自身の父親が運営する幼稚園の卒園記念動画。その内容は「幼稚園生が絶対に言わないことを言わせる」もの。今でも毎年定番シリーズとして制作されていることから、毎年その時期になると楽しみにしているファンは多いのだとか。

彼の動画自体は多くが5分以内などの短いものがほとんどです。しかし、独特の世界観の動画にやみつきになる人が続出!過去にはハリウッド俳優ウィル・スミスともコラボしており、(いい意味で)バカバカしく思わず笑ってしまう動画が彼の魅力です。

しかしその反面、台湾のネット上で呼ばれいる彼の別名は「企業コラボ王」。というのも彼のチャンネルで過去コラボレーションした企業は台湾だけでなく、コカコーラやサムソン、プレイステーション、インテルなどのグローバル企業まで幅広いコラボ実績が。

最近でもGoogleのオフィス訪問動画を公開しており、台湾で成功しているYouTuberとして知られています。

木曜4超玩


元々インターネットテレビとして配信していた情報系番組「木曜4超玩」は、台湾の芸能人が本格的にYouTubeに参戦した例とされています。そのため編集や映像のクオリティもテレビそのもの。出演者も台湾の有名芸能人が出演しており、元AKB48のメンバーで現在は台湾で活躍する阿部マリアさんも出演しています。
タイトルにあるように毎週木曜日に更新されるYouTubeチャンネルの人気も凄まじく、生放送がYouTubeで行われたり、2020年には特別企画としてコンサートも実施。テレビ→SNSでの成功例としてよく知られているチャンネルです。

理科太太


アメリカ・コロンビア大学で生体医工学の学位も取得した才女である理科太太が、科学的な視点や豆知識などを発信しはじめたのがきっかけの情報発信系YouTubeチャンネルが「理科太太」です。
過去にはSONYやTOYOTA、インテルやマクドナルトなどの有名企業とのコラボレーションも実施。現在は話題の人にインタビューを行うシリーズが人気を集めています。
そのインタビューシリーズでは、台湾の有名芸能人や人気YouTuberだけでなく、流暢な英語を活かして海外からゲストへのインタビューも実施しており、グラミー賞歌手がプロモーションとして出演するなど、インタビュアーとしても大きな影響力を持つチャンネルに成長しています。

Hello Catie

ライフスタイル系YouTubeチャンネル「Hello Catie」は台湾で初めて美容系で登録者100万人登録を突破したYouTubeチャンネルです。
チャンネルで発信を続けるCatieは、化粧品の開封動画やレビュー動画で人気があるだけでなく、「地雷商品」なども正直に紹介することから、視聴者の信頼を集めたといわれています。

実際にチャンネルを見ている台湾人スタッフ曰く、公開される動画自体は長いものが多いものの、毒舌で饒舌なしゃべり方に引き込まれる人も多く、気付いたらあっという間に見終わってしまうのだとか。

中でも最も過去に再生されている動画は、冒頭から「わたしが一番イラつくブランドは…」と紹介し、悪い商品を実際に検証しながら一刀両断する動画で、台湾の若い女性を中心にバズった動画として知られています。

三原JAPAN

最近の台湾YouTuber界の特徴の一つとして、台湾在住外国人YouTuberが増えてきている点が挙げられます。その台湾外国人YouTuberのトップランナーといえるのが三原JAPANです。2016年からYouTubeで発信を始め、2019年3月に台湾を拠点に活動する外国人YouTuberとして中国語チャンネル「三原JAPAN」は初のチャンネル登録者数100万人を突破。そして8月には台湾の蔡英文総統がチャンネルに登場。

その後も2021年には外国人YouTuberとして初めて台湾の紅白歌合戦に出演するなど、影響力は今やYouTubeだけでなく、台湾の各方面で活躍をしています。
また複数のチャンネルも同時に運用しており、中でも日本向けのチャンネル「サンエン台湾」では日本と台湾の架け橋としてさまざまな台湾情報を届けるなど、日本と台湾の架け橋として幅広い活動を行っています。過去のコラボレーション事例やチャンネル詳細については「三原JAPAN」のクリエイターページご覧ください。

 

台湾のyoutuberマネジメント事情とは

まだまだ個人で活動をしている人も多い台湾のYouTuberたちですが、人気YouTuberの多くは台湾の有名なYouTuberマネジメントに所属しています。ここでは現在拡大を続けている台湾のいくつのYouTuberマネジメント会社について紹介いたします。

①Press Play

台湾の有名YouTuberが所属する事務所の一つとして「PressPlay」は必ず名前が出てくる会社になります。先程ご紹介した「千千進食中」「阿滴英文」はこのPressPlayに所属しているYouTuberになります。
特徴として、台湾だけでなく海外在住の中華圏系のYouTuberが多く所属しており、香港市場にも進出。すでに香港市場で大きな影響力を持っています。インテリ系のインフルエンサーも所属しており、彼らも講師として立つオンラインスクールも同時に運営しています。

②VS Media

香港拠点にYouTuberマネジメントを行うのが「VS Media」です。一時期香港では大変大きな影響力を持っていた会社であり、香港の有名YouTuber「笑波子」が所属しています。また台湾のYouTuber市場の特徴として、同じ中華圏ということもあり、VS Mediaにも台湾人クリエイターが所属しており、その中の一人「HOOK」は台湾で知られている存在です。

 

③カプセル

現在台湾で最も勢いのあるYouTuberマネジメント会社は、台湾だけでなく、日本や中国、香港にも拠点を持つカプセルです。ご紹介した「黄氏兄弟」や「三原JAPAN」が所属している会社となり、2年近くで専属クリエイターの数も3倍以上、総チャンネル数に至っては10倍以上に成長するなど、現在最も台湾で成長し続けている会社です。

2019年5月に完成した新オフィスには社内スタジオを完備し、マイクロインフルエンサーを育てる養成機関「カプセルアカデミー」などクリエイターが活動に専念できる環境を整備。
また台湾だけでなく、企業やクリエイターのサポートを中心に、マーケティングやイベント事業、ゲームプロモーションなどを中華圏をはじめとするアジア各国・海外へ展開しています。

【参考】異なるYouTuber事務所同士のコラボも多い

今回ご紹介した台湾のYouTuberですが、実はそれぞれが別の事務所に所属していても、その垣根を越えた交流も盛んで、多くのコラボレーション動画を公開しています。

例えば、先程ご紹介したPressPlay所属の「阿滴英文」の妹である滴妹​が最近出店したドリンクスタンドのデリバリースタッフとしてCAPSULE所属の「黃氏兄弟」として登場する動画では、YouTuberたちの家に届けるといった内容になっています。再生回数も2021年4月末時点で83万回以上の再生回数を記録しており、双方のファンが見ることによって大きな効果をもたらしていると考えられます。


まとめ

日本と同じように、台湾でもYouTuberの人気は移り変わりが激しい市場となります。

日本と比べてテレビの影響力が弱まっている台湾では、YouTubeだけでなくさまざまなSNSで中華圏全体で活躍をしており、YouTuberを使ったプロモーション施策は大変に有効なマーケティング手段として、台湾国内でも多く取り入れられています。

カプセルでは、日本と台湾でのマーケティングに精通したスタッフが日本語でも対応しておりますので、台湾向けマーケティングを検討されている方は、是非カプセルにお任せください。

 


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